書評:小山昇著『1日36万円のかばん持ち』一流社長の電車の乗り方

こんにちは、ヒカルです。
小山昇著『1日36万円のかばん持ち』を読みました。


小山昇氏(株式会社武蔵野 代表取締役社長)のもとには、
小山氏から学びたい!という社長が全国から集まり、
1日36万円を支払ってかばん持ちをさせてもらうプログラムがあるそうです。

そのカバン持ちで教えてきた小山氏の思考や心構えをまとめた本書ですが、
正直、かなり微妙な内容でした。

『1日36万円のかばん持ち』一流の電車の乗り方

小山氏のかばん持ちを経験した人は
「いつも電車から降りると、必ず目の前に階段がある」と驚くといいます。

小山氏はどの駅で降りるときは
どのドアから電車に乗るとピッタリ階段の前になるか、
計算して乗っているんだそう。

おかげで、
時間の無駄なくスイスイ移動ができ、
2分でも時間を短縮できる。

逆に混雑するドアを選ぶと、
降りるだけで2分遅くなり、
乗り換えで次の電車を逃して、さらに3分待つ。
すると5分の損失。

駅ではたいていの人はぼーっとしているか
スマホをいじって電車を待っているけれど、
小山氏は電車を降りてからの時間を
何分何秒縮められるか?を考えてホームを移動している。というのです。

このエピソードはぶっちゃけ、
暗記するところ間違ってない?と思いました。

本当に1分1秒が大事なら、
タクシーに乗ればよくない?と。

暗記する手間も省けて、
目的地から目的地まで歩く必要もなくなります。

1秒の価値が高い社長だからこそ、
タクシー移動をしても十分に元はとれるはずです。

情報に対する貪欲さと定点観測

また、小山氏は、
電車でときどきは先頭車両・最後尾の車両に乗るそうです。

これは良いなと思いました。

というのも、
街の様子を観察して、
「あそこにビルができたな」などと、
定点観測をしているそうなのです。

私は電車に乗ったら
広告を良く見ていますね。

あ、あの会社の広告なくなったなーとか見ていると、
勢いある業界、廃れていく業界が一目瞭然です。

定点観測をして、
実際に目で確かめたデータには希少性があります。

ネットでぐぐっても情報がある程度はでる時代ですが、
リアルで観測したデータは自分だけのものです。

小山氏は電車だけでなく、
毎年の初詣でも定点観測をしているそうです。

毎年元日の午後5時に参拝をしにいくと、
景気の良い年はその時間でも人が多く、
景気の悪い年は人がスーッと帰っていくとか…

感覚的には景気が悪い=神頼みというふうに
逆だと思っていましたが、
違うんですね。

景気が悪いと、神に頼む希望すら湧いてこないのかな…

なんにせよ
面白いデータだなと思いました。

景気というのはマクロのデータすぎて、
私のようなスモールビジネスに即生かすというのはハードル高いですが、
自分の事業に関する場所で定点観測というのをすれば良いんですよね。

私はたびたび、
新橋の書店で観察をしています。

しばらく本棚の前をウロウロし、
じーっと、人の様子を見ているんです。

例えば、投資のコーナーで
本をとっては、
戻し、
とっては、
戻し…

そして何も買わずに去っていく人。

何の本を見ていたのかな?
というのを見ると、
その人の興味が一目瞭然です。

なぜ新橋か?というのが肝で、
新橋って、私のメインターゲットである
サラリーマンの方が多い街なんですね。

なので、
その人達の興味を目で確かめられて、
ネットでは得られない生データを得られるのです。

これは自分のお客にあわせて街を変えれば、
誰でも応用できる定点観測術ですよね。

私はこれをやり始めてから、
お客の潜在ニーズに気がつけることが増えてきました。

本屋に最近だと、やたら並んでいるのは、
「やりぬく」「継続する」といったタイトルの本ですね。

これ系は非常に多い。
いかにモチベーションを保つことで困っている人が多いのか分かります。

となれば、
モチベーションの保ち方のコンテンツを作れば
気になる人は多いだろうなとか、
いくらでも思い浮かびます。

まだ始めたばかりですが、
1ヶ月に1回でも書店に足を運べば、
興味の移り変わりも分かるでしょうし、
と同時に、
変わらない普遍的なニーズというのも知れる。

少なくとも小さなマーケットなら、
ライバルに圧倒的な差を付けられるのは間違いないと確信しました。

おそらく、小山氏もこのように
街を定点観察して、
変わるもの、変わらないものを見極めて、
事業に反映させてきたのだろうな
と思います。

『1日36万円のかばん持ち』まとめ

『1日36万円のかばん持ち』は
定点観測など、たしかになぁとうなずける内容はありましたが、
電車の話のように首をかしげる箇所も少なくありませんでした。

また、この本は
組織論など大企業向けの話が多いため、
スモールビジネスをしている方には混乱する項目も多いです。

少なくともビジネスの初学者であれば、
買って読む優先度は低いかなと思います。

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1 個のコメント

  • この本で取り上げられてる岐阜のラブリークイーン社は、社長とその父親の会長と二代で小山昇の会員やってましたが業績傾いて他社に買収され、コロナで更にその会社から売り飛ばされてすぐに破産してましたw

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