鴨頭嘉人『究極の読書法』書評 印象に残った箇所をレビューしてみた

こんにちは、ヒカルです。

鴨頭嘉人さんの『究極の読書法』を予約購入して早速読んでみたので、印象に残ったところをレビューします。

インターネットが発達した今だからこそ読書をするべし

ここまでインターネットが発達して、いつでもどこでも様々な情報にアクセスすることが出来るのに、なぜ読書をする必要があるのか?ということから本書は始まります。

確かに私たちは、なにか調べたいことがあったらすぐスマホを取り出して、知りたい情報を手に入れることができます。

ですが、鴨頭さんはそんなインターネット時代だからこそ、本をたくさん読んでできるだけ多くの知識を吸収するべきだと言っています。

情報を商品として販売しているのが出版業界です。
少し間違った情報を提供したとき、その出版社のブランドは地に落ち、たちまちビジネスが回らなくなります。

なので、出版業界の人たちは正しい情報を提供することにとてつもない労力をかけています。

情報が溢れている現代だから、正しい情報を手に入れるためには本を利用するべきだということです。

そして、正しい情報を手に入れることが出来れば、自分の中の「判断軸」というものが出来上がっていきます。

その「判断軸」が出来れば、インターネット上の膨大な情報から、正しい情報・間違った情報を取捨選択することができます。

正しい知識を身に着け、自分なりの情報の判断軸を手に入れ、インターネットの最新情報とうまく付き合っていけるようになります。

だからこそ、現代において本を読むことが重要だと言うんですね。

 

読んでいない本を常に30冊手元においておきなさい

どんな本を読んだら良いのか、と言う問いに対して鴨頭さんは明確な答えを出しています。

読んでいない本を常に30冊用意しておきべきだというものです。

本は、ちょっとしたスキマ時間で読むことができます。
なので、そのスキマ時間をつかってどんどん本を読んだら良いということです。

その30冊の選び方についてもコツがあります。

・自分の専門としているコア分野の本を10冊

・新しく取り入れたい分野の本を10冊

・全く知らない分野の本を10冊

というものです。

自分の専門分野の本を読むのはもちろん、全く知らない分野の本を読むことで、新たな発見があったり自分のビジネスに活かすことができたりします。

30冊は多すぎるんじゃ??と思った方も、本書で紹介されている速読法を身につけることが出来れば読み切ることが出来るようになります。

 

大量の本を読むために

できるだけ多くの本を読むためには、2つの方法があります。

一つ目は、「読む前に目的を決めて、必要じゃないところは読み飛ばす」というものです。

いくらたくさんの本を読んだところで、思い出せるのはその本のたった一行の内容だったりします。

これが悪いとかではなく、本を読むとはそもそもそういうもので、鴨頭さんは「その一冊の一行に出会うために、僕たちは本を読むんです」と述べています。

具体的なやり方として、

・その本を読んで手に入れたい情報やテーマ・目的を決める

・必要なところにだけマーカーを入れて、それ以外のところは読み飛ばす

・マーカーを引くところがなくなったらその本を読むのをやめる

というものが挙げられています。

 

 

そして、二つ目の方法が「本を早く読めるようになる」というものです。

簡単に言うと速読術を身につける、ということです。

本を早く読むためには「脳の処理速度」「文字を目で追う速度」を上げる必要があります。

「脳の処理速度」を上げるためには聴速という「いつもと違う音域を速いスピードで聴く」トレーニングを実践することで

脳が活性化され脳の処理速度も上がっていくそうです。

次に紹介する速読トレーニングの際に、聴速をしながらすることをおすすめしています。

 

そして、「文字を目で追う速度」を上げるためのトレーニングについても本書で解説されています。

・1分間計測

・眼筋トレーニング

・マインドフルネス呼吸法

・文字限界トレーニング

トレーニングのために必要なものは以上の4つです。

 

 

・1分間計測

まずは自分がどれだけ早く本を読むことが出来るのか、現在地点を知る必要があります。

そのために、好きなビジネス書を用意して1分間でどれだけ読めたのかを計測します。

具体的な計算方法は

{(完読ページ数 × ページ内行数)+読了行数}×行内文字数

というものです。

完読ページ数は読み終えたページの数、ページ内行数は1ページあたりの行数、読了行数は途中まで読み終えたページの行数、行内文字数は1行に含まれる文字の数

です。1ページあたり18行・40文字の本を、2ページ完読して3ページ目の6行目まで読み終えたとしたら

{(2×18)+6}×40=1680文字

ということになります。

これを速読の基準として利用していくと良いでしょう。

 

 

・眼筋トレーニング

文字通り目のまわりの筋肉を鍛えるトレーニングです。

詳しいやり方は写真付きで本書に載っているのでぜひ確認していただきたいのですが、ここでは簡単に文章でお伝えします。

まずは目の高さと同じくらいに人差し指を立て、肩幅くらいの幅に広げます。

顔は正面に向けたまま、目だけを動かして右手、左手、右手…と見ていきます。

これを10往復続けたあと、目を閉じて深呼吸をします。

 

次に同じ要領で、人差し指を上下に位置して、上、下、上、…と交互に見ていき、速度を上げていきます。

これも10往復続けたあと、目を閉じて深呼吸します。

 

最後は遠近です。

自分から3メートルほど離れた対象物を決めて、それに向けて左手の人差し指を伸ばします。
右手は顎に位置して、人差し指を立てます。

まず遠くの対象物に焦点をあて、次に真ん中の左手、近くの右手、次に真ん中、遠く、真ん中…

というように、これも同様10往復し、終わったら目を閉じて深呼吸します。

 

こうすることで目の周りの筋肉がほぐされて、なめらかに文字を追うことが出来るようになるそうです。

 

 

・マインドフルネス呼吸法

脳が活動すると、大量に酸素を消費するので、この呼吸法によって大量の酸素を脳に送り込みます。

まず椅子に浅く座り、背筋をピンと伸ばし手は人差し指を親指でOリングを作り、膝の上に載せます。

そして、肺の中の空気をすべて吐き出し、自分のペースで10カウントし息を吸い込んだら、軽く息を止めます。

そしてまた10カウントしながらゆっくり息を吐き出していきます。

これを5セット繰り返して脳に酸素を送り込みます。

そうすることで、頭がすっきりしたり、視界がはっきりしたりするそうです。

 

 

・文字限界トレーニング

これは、文字が見えるか見えないかくらいの速度でページをパラパラ捲っていくトレーニングです。

これをすることによって、文字が見える限界のスピードに目が慣れていき、その限界速度でも本を読むことが出来るようになるとのことです。

このトレーニングのコツとしては、文字を読もうとしないで、文字を見るということを意識していくことだそうです。

 

ナポレオン式・本の保管方法

次に、本の保管方法について解説されています。

それは、読み進めていくうちに響いたメッセージをどんどんマーカーしていき、そのページをすべて切り取ってファイルに保存していく、というものです。

マーカーされた部分が残っていない本は、そのまま捨ててしまいます。

マーカーして残していくページの選び方として、「今の自分にとって必要なメッセージ」という基準があります。

そのメッセージが著者が意図したものであれ、自分に当てはめて拡大解釈したものであれ、「今の自分」に響くメッセージを残していくことが大事だと言っています。

この本の保管方法は、斬新ではありますが、たしかに理にかなった読書法だと思います。

本の一部分から、自分にとって大事なところを抜き出しストックしていく、こうすることで自分の知識の再確認もできるようになりそうです。

 

ビジネス読書法の効果

こういった読書法によってどういった効果が得られるか、ということを最後に語られています。

月に5冊以上読書をする人は人工のうち、6.4%しかいないそうです。

たくさん本を読むだけで、人工のうちトップ数パーセントに入ることができます。

ビジネスにおいては、知識量によってビジネスセンスが磨かれているところもあるので、そういった面ではたくさんの本を読むことで優位性が保たれるのかも知れません。

また、たくさんの知識がつくことによって新しいアイディアが生まれてくることもあります。

鴨頭さん自身、本から得た知識によって「自分の講演をYouTubeにアップする」という戦略を生み出しました。

当時からしたら、無料で講演を公開してしまうなんてありえない、という考え方が多数でしたが、今となっては鴨頭さんに講演の依頼をするのはYouTube経由が100%だそうです。

そういった新しいアイディアを生み出すために、たくさんの知識を取り入れるというのはだいじなことかも知れません。

 

ということで、ここまで鴨頭嘉人さんの『究極の読書法』を読んだのでレビューしてみました。

ビジネスにおいては読書・知識というのは重要になってくるので、そのためにはたくさん本を読むということが大事なんだなと改めて思います。

興味を持たれた方は、ぜひ一読してみてください!

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